境港を後に、レンタカーで倉吉へと戻ります。『白壁土蔵群・赤瓦』は倉吉の新しい観光スポットです。
市内を流れる玉川ぞいに建てられた江戸・明治時代の古い土蔵や商家を改装して『赤瓦』と呼ばれる施設があって、現在8店舗が営業しています。店舗はショップや酒造、工房、喫茶などでお店めぐりが楽しめます。土蔵と商家のあいだには小さな石橋かたくさんかけられていて、川には優雅に鯉が泳いでいます。
観光案内所は赤瓦の十号館で古い商家を利用したレトロな建物です。約20年ほど前にこの倉吉にきたことがあり、白壁土蔵群を写真に収めたことがあります。このときは、もちろん赤瓦などなく訪れる人もまばらで閑静な昔の町並みといった佇まいでした。
時の流れとは恐ろしいものでここも境港と同じく、いまでは大勢の観光客でにぎわっています。
赤瓦の近くにある『打吹公園』は4000本のソメイヨシノが咲き誇る鳥取県随一の桜の名所で、この日は平日にもかかわらず車を停める場所にも困るほど、満開の桜を見ようとする人たちで園内はいっぱいでした。
ここでの名物は『打吹公園だんご』と呼ばれる三色だんごがあります。倉吉駅の売店でも売っています。
欠点は3日間ほどしか日持ちがしないということですが、とても美味しいです。
倉吉駅でレンタカーを返車し、16:24発のスーパーはくと12号で大阪に帰りました。
今回の旅行は、温故知新の旅という側面と、偶然に大臣に会ったり、北の『人工衛星』の発射に出くわしたり、といろいろあって、なかなか思い出深いものとなりました。(おわり)

大阪府 S様

 
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