和泉ユニバーサルデザインアソシエイツ 設立趣旨

世界の高齢化先進国である我が国は2025年に、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になります。これに身体機能の低下が顕著となる50歳以上の団塊世代や、自立している障害者も加えると、現在でも既に全人口の約40%(約5,100万人)が何らかの身体的な不便さを感じて居ります。こうした人口構成の変化と共に、技術革新の急激な進展は、高齢者やさまざまな障害を持つ人々に新たなディヴァイド(障壁)を生み出しても来ました。これは子供や妊産婦、あるいは言葉や生活習慣の異なる外国人にとっても、同様の問題です。若くて健康な人だけを念頭に置いた商品開発だけでなく、年齢、性別、人種や能力の違いなどによって、生活に不便さを感じることの無いものづくり・社会づくりが必要です。
できる限り多くの人々に利用可能なように最初から意図して、機器、建築、身の回りの生活空間などをデザインすることを「ユニバーサルデザイン」と言います。
つまり、ユニバーサルデザインとはすべての人のためのデザインであり、本来あるべきものづくりの姿なのです。ユニバーサルデザインの実践は、企業にとってはユーザー層の拡大と顧客満足度の向上につながりますし、行政にとってはさまざまな立場の人々と共に街づくりを進める礎ともなります。これは、我が国の国民のみならず、全世界のすべての人々にとって有益なことです。
ユニバーサルデザインのさらなる普及と実現を通して、停滞する日本経済を再び活性化し、社会の健全な発展に貢献するために、また日本発のユニバーサルデザインを広く世界に発信し、ひいては、人類全体の福祉向上に寄与することを願って、ここに「和泉ユニバーサルデザイン・アソシエイツ」を設立し、業種業態の異なる様々な企業・団体・個人のご参画をお願いする次第です。

2015年1月
和泉ユニバーサルデザイン・アソシエイツ 主宰:高橋 里志(ロゴヒット グラフィックス 代表)

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